5/17、18は第30回仙台青葉まつりが開催され、すずめ踊りに参加しました。
私は、去年の青葉祭りの後にすずめ踊りを始めたため、青葉祭りは初参加でした。
それなのに、一番先頭の真ん中で踊るという大役を頂いてしまいました。
青葉祭りデビューでセンターとはびっくりですし、光栄なことなのですが、これがなかなか大変でした。
初日は、中央通り、定禅寺通り、一番町通りを流しました。
緊張していないつもりでしたが、頭の中がパニックになっていたかもしれません。
振り付けを何度も間違えてしまいました。
祭連踊りなのに、統一踊りの振り付けをしたり、あるいはその逆。
真ん中なのに、左右の振り付けをしてみたり。
ペース配分も難しいんですよね。
早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。
同じペースなのに、早いという人もいれば、もっとゆっくりという人もいる。
全員が満足できるペースを作るのはとても難しいと思いました。
仲間からの「遅い!」「早い!」という言葉に、内心、胸が痛くなりながらも、次は良いペースで流せるようにと毎回思いながら頑張りました。
でもそんな中、
「少し遅かったけど、その分お客さんをゆっくり見れたから良かったですよ。大丈夫。」
などとフォローしてくれる仲間もいて、心が救われたりもしました。
また、お客様に最初に見られる場所ですから、意識的に笑顔で踊りました。
お客様が多ければ多いほど、やる気が出てきますし、楽しく踊れます。
センターでビシッビシッっと扇子でポーズを決めるのは、なかなか快感でした。
扇子の動きも、メリハリをつけて、すぱっと切れるような動きを意識したけど、どうだったでしょうか。
もっと上手くなりたいと、思いました。
二日目は、中央通り、東二番丁通り、定禅寺通りを流しました。
少し気持ちに余裕が出てきたのか、振り付けの間違いも少なくなりました。
そして、初日以上に楽しく踊ることができたような気がします。
この二日間は暑い中、体力との戦いでした。
流しと流しの間の休憩時間には、滝のように流れる汗を拭きながら、水分補給をします。
そして短い時間ですが、静かに体力の回復を待ちます。
ヒザががくがくになり、足も擦りむけて痛いし、足の裏も痛いです。
今まで出たすずめ踊りのイベントとは比べものにならないほど、体力を使いました。
これが青葉祭りなんだなと思いました。
総踊りでは、いろんな祭連が混ざって、定禅寺通りを踊ります。
身体は疲れていますが、この総踊りに参加するのは醍醐味ですね。
最後に、参加者全員で伊達の一本締めをして、閉幕となりました。
そうそう、忘れてはいけない事がありました。
娘と一緒に参加したのですが、娘に「可愛い!」「頑張れ!」の声援を多く頂きました。
いろんな方に、たくさんの写真も撮られていました。
祭連の一員として、そして親としてとても誇りに思います。
さらに娘は、定禅寺流しの審査で、「雀祭人」(おまつり盛り上げ賞)という個人賞を頂きました。
滅多に貰えるものではないので、すごいと思います。
娘にとって、大切な宝物になったと思います。
私にとっては一年越しで、青葉祭りに参加するという夢が叶いました。
4月に入部してくれた新しいメンバーも、楽しく祭りに参加して踊ってくれました。
これからもいろんなすずめ踊りのイベントがあります。
仲間で楽しく練習して、今より上手になって、また元気に笑顔で踊りたいです。
この二日間、見に来て頂いた皆さん、応援して頂いた皆さんありがとうございました。