
松田聖子さんのアルバム「SEIKO MATSUDA 2021」に収録されている「私の愛」について語ります。
この曲は財津和夫さん作詞・作曲です。
財津和夫さんの聖子ちゃんの曲と言えば、「チェリーブラッサム」「夏の扉」「白いパラソル」「野ばらのエチュード」といった往年のヒットシングルが有名ですが、最近では37年ぶりに提供された「風に向かう一輪の花」など、素晴らしい曲ばかりです。
この「私の愛」もホントに素敵な歌で、聴いてすぐに好きになりました。
来年のコンサートでは、聖子ちゃんと一緒にみんなで歌いながら、指を「Love」にして掛け合いができたらとても楽しいでしょう。
さて、この曲で特に私が好きなところはここです。
Love 一緒に歌いましょう
Love 大きな声を出して
Love 心に浮かぶ言葉
Love 隠した愛の言葉
この2番のサビの部分、「Love」の掛け合いが16回続きますが、3度目の繰り返しの部分です。
聖子ちゃんが、ひとつひとつのフレーズを丁寧に気持ちを込めて歌うので、このあたりで胸に何かがこみ上げてきます。
コンサートで生歌を聴いたら、感動して涙が出てくるでしょう。
「隠した愛の言葉」
は、
「隠された愛の言葉」
と解釈できるでしょうか。
有名な「愛してる」の隠し言葉は、夏目漱石の
「月が綺麗ですね」
です。
「愛してる」という言葉は、実際の暮らしの中ではなかなか使いません。
私もこの人生の中で、誰かに発したことはないです。
妻にも言ったことがないと思います。
でも、
「隠した愛の言葉」
は誰もが自然に使っているでしょう。
「愛」は歌の世界では、男女間の恋人との恋愛を表現することが多い気がします。
しかし「愛」はもっと広域的に使える言葉だと思うのです。
少し調べてみましたが、私の腑に落ちた解釈は、
「そのものの価値を認め、強く引きつけられる気持ち」
でした。
これであれば、男女間の恋愛だけではなく、パートナー、家族、ペット、友達などにも使えます。
それどころか、私であれば楽器やラーメンなど、人以外のものにも適用できますが、ここではそれは除いて考えます。
そうすると、私の「隠した愛の言葉」は、
楽しい!
嬉しい!
ありがとう!
ではないかなと思いました。
「愛してる」
と直接言わなくても、これらのキーワードを愛する対象に伝えることが多いです。
私の場合、妻や娘達、両親、会社の気の知れた同僚、学生時代の友人、仲良しの聖友さんでしょうか。
愛の言葉はひとりひとり違うと思いますが、みんなで口に出せば、とても平和な世の中になると思います。
「心に浮かぶ言葉」「隠した愛の言葉」
使っていきたいですね。
曲のことを語るつもりが、なぜか愛を語ってしまった日曜日の昼下りでした(^_^)