
2021/10/22(金)〜24(日)、日本武道館で三日間の公演がありました。
そのうち金曜日と土曜日の公演に参戦しましたので、感想などを書いてみます。
■2021/10/22(金)
晴れ女の聖子ちゃんとしては珍しく、生憎の雨でした。
ちょっと寒かったぐらいです。
座席は1階スタンド東でした。
実は武道館は、スタンド席も楽しいのです。
すり鉢型の構造になっているので、ステージやアリーナ席全体の様子を見渡せるのが楽しいです。
歌に合わせて、アリーナ席の皆さんが、同じタイミングで拳を振り上げたりするのが見られるので、より一体感を味わえます。
最後のキラキラテープが発射される様子もとても綺麗で、アリーナ席の皆さんがテープを掴もうとする姿を見られるのも面白いです。
公演開始のアナウンスの後、大きな拍手が起き、聖子チャチャチャ!が始まります。
もちろん声を出すことはできないので、手拍子のみです。
しかし今回、アリーナ席前列の方が、「聖子!」の部分で拍子木を打ってくれたのです。
あの会場にいた方は、拍子木の音を全員聞いたでしょう。
それに合わせて手拍子をしたので、全員の手拍子が揃いました。
コロナ禍においての面白いアイデアですね。
ありがとうございます。
何曲か歌って、聖子ちゃんの挨拶です。
「みなさん、こんばんは〜」(大きな拍手!!)
「松田聖子です。」(大きな拍手、精一杯の拍手!!)
定番ですね。
ただ、今回「こんにちは〜」が「こんばんは〜」になっていました。
外も暗いので、挨拶を変えたのでしょうね。
記憶の中では、こんばんはは初めてなので新鮮でした。
あと、いつもは、
「みなさん、こんにちは〜」
「みんな元気〜?」
「松田聖子です。」
と、「みんな元気〜?」または「元気〜?」の言葉が入るのですが、今年はなかった気がします。
こんな細かいことを書いていると、いつまで経っても書き終わらないので、どんどん先に進みます(笑)
2011年までは、アコースティックコーナーというものはなく、そのコーナーはリクエストコーナーでした。
リクエストボードを掲げると、聖子ちゃんがそれを読みながら、いじってくれたり、歌ってくれたりするコーナーです。
そのため私達はリクエストボードを作って参戦していたものです。
2012年になって、リクエストコーナーがアコースティックコーナーとなったため、リクエストボードを挙げるタイミングがなくなり、リクエストコーナーは消滅しました。
しかし、このリクエストコーナーが復活したのです。
復活の兆しは、ツアーの途中にありました。
声を出せない中、聖子ちゃんに想いを伝えようと、メッセージを書いたボードや横断幕を掲げる方々が出てきました。
掲げられた曲名を見て、聖子ちゃんが反応して歌ってくれたりしました。
これを見たファン、聞いたファンは、誰もが思いつきます。
今回、アコースティックコーナーの終了時、
「アコースティックコーナーでした!」(アンコールの拍手!)
のタイミングで、リクエストボードが掲げられます。
スタンド席から見渡す限り、かなりたくさんのボードが挙がっています。
まさに往年のリクエストコーナーと同じです。
コロナ禍だからこそ、復活したのだと思います。
私ももちろん、今回のために準備してきました。
大好きな「一千一秒物語」です。

2005年の大阪でのカウントダウンで歌ってくれましたが、私は参戦しておらず、いつか生歌で聴きたいとずっと思っていた歌です。
リクエストボードの曲名を、聖子ちゃんが読み上げてくれます。
そして、奇跡が起きました。
私の「一千一秒物語」のボードはスタンド席で遠く、聖子ちゃんは読み上げてくれませんでしたが、プレミアムシートのどなたかが同じ曲名を挙げており、それが読まれました。
そして、
「空にペイパームーン 銀のお月様〜」
聖子ちゃんが一番最初に歌ってくれました。
あまりの嬉しさに涙が溢れてきました。
その後も次々とアカペラで歌ってくれます。
「櫻の園」
もかなり感動でした。
このリクエストコーナーが嬉しすぎて、そして凄すぎて、ずっと涙が止まりませんでした。
これだけで今回参戦して良かったと思えるほどです。
ボードを作ってきてくれた皆さん、プレミアムシートから一千一秒物語のボードを挙げてくれたファンの方、そしてたくさんのリクエストに応えてくれた聖子さん、本当にありがとうございます。
そんなこともあり、忘れられないコンサートとなりました。
やはり武道館は何か起きますね。
夜は10年来の聖友さん達と飲み会でした。
ずっと聖子ちゃんの話ばかり(笑)
ホテルに帰ってからも、興奮が冷めず、聖子ちゃんの曲を聴きながら、いつの間にか寝ていました。
■2021/10/23(土)
昨日とは一転して快晴のいい天気でした。
席は1階スタンド東の一番後ろで、聖子ちゃんには遠い場所でした。
でも、この場所に居られることが喜びであり、席はどこでもかまいません。
聖子チャチャチャ!の時は、昨日の拍子木の方はおらず、ペンライトも使えなかったため、最初はバラバラでしたが、いつの間にか揃ってきました。
最初の挨拶は、「みなさん、こんにちは〜」でした。
この日も、アコースティックコーナー終了後に、たくさんのリクエストボードが掲げられました。
歌詞を間違って歌ったり、
「歌詞が分からない〜分からない〜」
と言いながら歌ってくれるのはご愛敬です。
今日もたくさんのリクエストに応えてくれました。
私も大好きな「ひまわりの丘」は曲自体を忘れてしまったようで、
「今度練習してきます。」
と。
これは来年以降に期待してしまいます。
私のリクエストボードは、ステージから遠く離れた場所だったこともあり、残念ながら読んでもらうことはできませんでしたが、ドキドキ感を味わえました。
この武道館のリクエストコーナーだけでいいから、ぜひ映像化して欲しいです。
有償でもいいぐらいです。
それぐらい貴重なものだったと思います。
夜は、仲良しの聖友さん達と飲み会でした。
再会したかった友達、初めてお話する方、皆さんのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。
いつもありがとうございます。
■
こうして、二日間が終わり、私の夏の扉は閉じました。
日曜日の千秋楽も参戦したかったですが、二日間も参戦できたので悔いはありません。
特に、何も言わずに送り出してくれた家族に感謝です。
去年中止になった40周年記念コンサート、今年はさいたまから始まり、最後は日本武道館で幕を閉じました。
一公演も欠かすことなく、完走できたことが素晴らしいです。
聖子ちゃん、バンドの皆さん、ダンサーの皆さん、スタッフの皆さん、
そして聖子ちゃんファンの皆さん、本当にありがとうございました。
次は来年の夏のコンサートを楽しみに、毎日を精一杯楽しく過ごしていこうと思います。
節約・貯金も、明日から始めます。
ディナーショーへの参加は、今年も難しいかもしれませんが、大晦日のカウントダウンがあれば参戦したいです。
聖子ちゃんを好きで良かったです。
たくさんの聖友さんと出会えて良かったです。
何度も言いますが、本当にありがとう(^^)